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  • なぜ新卒も転職も就活は運ゲーなのか?運が悪かったときの対策方法とは?

    2020.06.01

    就職活動は運ゲー、つまり運が左右するゲームのようなものと言われます。

    一方で、『どんなに劣悪な環境でも就職できるやつはいる。実力の問題だ!』という主張もあるわけですが、新卒の就職活動が盛んな時期になると必ず論争が起きます。

    そこで今回は、就職活動が運ゲーになってしまう理由と、「もし運が悪かったらどうするべきか?」という対策方法も含めて書いていきます。

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    • 企業の人事で決定権を持った人や社長が参加することがあり、その場での内定やその一歩手前まで選考が進むことも
    • 企業と近い距離で話やアピールをしたい、早期内定をしたい方向け
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    なぜ新卒の就活は運ゲーなのか?

    まず先に結論ですが、新卒や転職も関係なく、就活は100%運ゲーです。これは間違いありません。

    それを裏付けるポイントは次の3つ

    1. 景気
    2. 業界
    3. 相性

    順番に見ていきましょう。

    就活は景気に左右される運ゲー

    言わずもがな、有効求人倍率は景気に左右されます。

    景気が悪ければ企業は人件費削減のために採用を控えますし、景気が良ければ仕事が増えますから人を雇います。

    そうでなければ就職氷河期や、失われた20年なんて起きないじゃないですか。『どんなに劣悪な環境でも就職できるやつはいる。実力の問題だ!』という主張、気持ちは分かりますが半分正解の半分間違いです。

    ちなみに就活の話になったときに、実力とか自己責任とかを声高に叫ぶ人がツイッターとかで散見されますが、あれは『自分は頑張ったアピール』ですからね。ただの自慢なので無視していいです。

    こちらが言いたいのは、100人に対して50の席しかない時代と150の席が用意されている時代があったとき、どちらの時代のほうがより就職しやすいですか?って話です。

    これは小中学生でもわかることです。

    選ぶ業界や働きたい場所によっても運ゲーになりうる

    よくある『選ばなければ会社はいくらでもある(選り好みしているからだ)』という主張ですが、これも間違い。

    確かに日本にはたくさんの会社がありますが、興味ある業界ややりたい仕事で絞って、さらに採用活動を行っており且つ新卒採用をしている企業となると、それなりに数は限定されていきますからね。

    細かいところで言うと、入社直後に業界のルールが変わってしまい会社が危機に陥ることもあります。今まさに銀行や事務の仕事がそうで、AIやテクノロジーの進歩で人手が必要とされなくなってきています。

    あとは場所。

    地元で働きたいと思っても、目指す業界の会社がそこにないことだってあります。

    とりわけ近代的な仕事ほど都市部に仕事が集中しますし、かと言って軽々しく『東京に行け』だなんて言えないでしょう?地元で就職したいのに、これまで学んできたことが活かせる仕事があるかどうかは運でしょう?

    企業と求職者の相性の良し悪しはまさに運ゲー

    なぜ『雇用のミスマッチ』という言葉があるか、です。

    体育会系の会社と文系の求職者、まず相性が合いません。就活で自分と相性のいい会社と出会えるかどうかはもちろん、そもそもそんなこと入社しないと分からないじゃないですか。

    ブラック企業かホワイト企業か、上司がダメか有能か。

    選べません。

    だけど仕事には就かなければならない。

    これが運ゲーじゃなかったら何だと言うのでしょう?

    以上、就活が運ゲーであることが分かったところで、「じゃあ、運が悪かったらどうするべきか?」、その対策方法ついて考えてみます。

    対策方法1:将来必要とされる人材を見極めてスキルを磨く

    景気の悪さは一個人では対応することは不可能ですが、かと言って企業が全く人を採用しないかというと違いますよね。

    かつてワードやエクセルができる人材が求められたように、その時代で求められるスキルが必ずあります。それができる人材になればいいのです。

    例えば今ならIoT、仮想通貨(ブロックチェーン)、AI(人工知能)、セキュリティといった分野で、SEやプログラマーが必要とされています。インスタグラムやYouTubeで人気になれば、インフルエンサーとして商品のPRを求められます。

    5年後10年後に必要とされる人材を見極めてスキルを磨く。こういった対策を取ることはできるでしょう。

    対策方法2:運の悪い場所(ブラック企業)から逃げる

    逃げましょう。

    運悪くブラック企業やクソな上司に当たったら、逃げるが勝ちです。

    淡水魚が海水で生きていけますか?

    死にますよね?

    それと一緒ですよ。

    なぜわざわざ好きでもない、環境の悪い場所で生きていく必要があるのでしょう?転職しようと、自営業になろうと、今あなたが生き続けられる場所だけが正しい道なのです。

    根本的なところ(給料・待遇・職場環境)に目を向けてこなかった業界ほど、今ごろになって『人手不足』をよく叫んでいます。時代が読めず、本質も分からず、求職者に逃げられているようなブラック企業になんて行く必要無し。

    そんな会社は然るべく潰れる必要があるので、ブラック企業からはさっさと撤退しましょう。

    対策方法3:おかしいことに「おかしい」と言う

    おかしいことに「おかしい」と言うのは、誰にでも認められた行為です。

    • 新卒採用の仕組みがおかしいなら、そう言いましょう。
    • ブラック企業の労働環境が違法なら、労基に訴えましょう。
    • 上司がパワハラやセクハラをしてきたら、文字通り裁判所に訴えましょう。

    他人が与えてきた不利益に、甘んじる必要は無いのです。

    まとめ:運ゲーだからこそ動け!

    景気が悪いかいいか、ブラック企業かホワイト企業か、上司がダメか有能か。

    こんなものに自分の人生が左右されかねないなんて、就活は本当に運ゲーとしか言いようがありません。

    でも運ゲーの被害を拡大させてしまう最大の要因は、そこから何もしなかったり、現状に甘んじたりする自分なのです。

    ブラック企業もダメな上司も『どうせこいつは動かない。無抵抗で何もしてこない。』って分かっているから、不利益・理不尽・不幸をこっちに回してくるんですよ。

    だからこそ、次の3つです。

    1. 将来必要とされる人材を見極めてスキルを磨く
    2. 運の悪い場所から逃げる
    3. おかしいことに「おかしい」と言う

    不利益・理不尽・不幸という、損害を与えてくる人たちの言いなりになっては人生が壊れます。実際そうやって若者が壊れて死んできたニュースが、山のようにあるでしょう?可哀想に。

    運ゲーだからこそ、動きましょう。

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    ホワイト企業に行けるのは、こういうときに具体的に動ける人ですね。

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