プレミアムフライデーが始まってそろそろ1年が経過しようとしています。
『月末最後の金曜日はいつもと違う豊かさを楽しむ日』と、働き方改革の一環として鳴り物入りで始まった取り組みですが、利用率は3%程度とニュースが出ていました。
本当にそうなのか、ツイッターでアンケートを実施してみました。
まず調査結果がこちら。
プレミアムフライデーの利用率が本当に3%なのか、ツイッターで集計し当サイト→ https://t.co/lmH9gPuY9H に調査結果をまとめます。
なおご意見も掲載したいので、同意いただける方はリプライで本音をどうぞ。
全国の会社員の皆様、プレミアムフライデーを一度でも利用したことがありますか?
— ホワイト@ホワイト企業で働きたい (@whitecompanysan) 2018年1月26日
総票数:21票
ある:2票
ない:19票
得票数があまりに少ないのでこれだけではなんとも言えません。が、少なくとも当サイトのアカウントの調査では、『プレミアムフライデーを1回でも利用したことがある』人は10%という数字が出ました。
もう少しフォロワーがいればもっとたくさんの結果が得られるでしょうけど、それにしたって10%って・・・。
プレミアムフライデーの利用率3%という調査結果は、ニッセイ基礎研究所が発表したものです。
→開始から1年、プレミアム・フライデー~利用は3%、雇用形態で非利用理由に差、生産性向上と施策に柔軟性が必要 | ニッセイ基礎研究所
これによると、プレミアムフライデーが導入された昨年2月~3月の期間、全体で「1回以上利用した」割合が3.0%ということです。利用割合は公務員や大企業正社員、インフラ企業が主のようです。
さすがに1年は経過しているので、導入している企業は増えてきたでしょう。それでも良くて10%いくかいかないかくらいかもしれません。
何より問題視すべきは、ニッセイ基礎研究所の記事にあった『後で仕事のしわ寄せが来る』という諦めのような意識が蔓延していること。月曜日に早く出社したり持ち帰りで仕事したりと、起こりうるしわ寄せをどう解消していくかが今後の課題になるのかもしれません。
今後は就職・転職時に、こういう制度の導入に積極的な企業であるかどうかも、ホワイト企業を見極める1つの指標になっていくでしょう。
そのためにも面接時に「御社のプレミアムフライデー利用率はどのくらいでしょうか?」と質問したり、あるいは転職エージェントに「ここの会社気になっているんですけど、プレミアムフライデーの利用率ってどのくらいですか?」と聞いたりしたほうがいいってことですね。
と言っても、公務員や大企業の正社員、インフラ企業ばかりじゃどうしようもありませんね。あるいはITのベンチャー企業が、優秀な技術者を確保するために制度を積極的に導入していることもあるので、口コミとかその辺も良く調べたいですね。