「残業が多くて体力が限界」
「人間関係の悪い職場で耐えられない」
「本当は今すぐ辞めたいのに、辞めさせてもらえない」
仕事を辞めることは、労働者にとって自由な権利であるものの
会社によっては一方的に止められたり、取り合ってもらえなかったりするなど
「退職を申し入れても会社が辞めさせてくれない」というトラブルが増えています。
そこで近年注目されているのが退職代行サービスです。
退職代行サービスとは、
何らかの理由で会社を退職ができない(させてもらえない)
または退職したいと言い出せないような場合、労働者に代わって退職の意思表示からその後の手続きまでを行うものです。
退職代行を確実に成功させるなら、労働組合や弁護士が代行・対応してくれるところがおすすめです。退職ガーディアンと退職NEXTがまさにそうです。
日本全国どこでも、相談から退職するまで、電話やLINEだけで完結。さらに退職代行だけでなく、残業代の未払いや有給消化など労働問題に関する交渉・サポートに対応してくれます。直近で悩んでいる方はまずは相談してみてください。
退職代行の利用者は増加傾向にあります。
しかし、退職という悩みの特性から、実際に利用した内容・リアルな体験談はSNSなど積極的に開示されるものではありません。
そのため、
「本当に無事退職できるのか?」
「会社に訴えられないのか?」
「引き継ぎや退職金などの手続きは?」など、退職したいけど代行サービスを本当に利用していいのか。
不安や疑問が拭えず、決めかねている方も少なくないでしょう。
そこで、今回はそんな退職代行サービスを使ってブラック企業を辞められた、24歳の男性の赤裸々な体験談をご紹介します。
「もう会社に行きたくない」
「退職交渉が難航している」
「自分からうまく言い出せない」
と悩んでいる方は是非体験談を参考にしてみてください。
転職した倉庫業では、入社1ヶ月も経たないのに休日勤務が強制される状況が続いており、体力的にも精神的にも、すでに限界がきていました。
そんなブラックな環境で「辞めたい」と言ったら、うまく取り合ってもらえない。そんな状況が続いたため、退職代行を利用しました。
倉庫業に勤務を始めたのは、大きく今の生活を変えたいという経緯がありました。
元々年収が少ないため、いろいろな場所に遊びに行けない。
車のローンもあるので毎月カツカツになってしまう。
彼女と結婚も考えているが、なかなかプランが立てにくい
などの悩みがありました。
そこで、労働条件はやや厳しいと把握していたものの、やや条件の良い倉庫業への転職を決めました。
収入をあげるという目的から、仕事もややきついことは覚悟していました。
しかし、入社してわずか1ヶ月で私はこの会社に違和感を持ち始めました。
転職して1ヶ月が経とうとしていたところ、週休2日の条件のはずが月に一回しか休めない。
さらには休日の勤務もほぼ強制勤務でした。
上司からは「休めるのは冠婚葬祭や体調不良のみだ」と言われるばかり。
また、人間関係も良いと言える職場ではありません。
上司は威圧的な人で、入社して間もない私は当然萎縮してしまいます。さらに、周りの人も古株メンバーで固まることが多く、疎外感を感じる雰囲気です。
そして退職を決意するきっかけとなったのが、入社して3週目の土曜日の出来事。
緊張と激務が続いたせいで、体調不良になってしまい休んでしまいました。
しかし、月曜日に「なんで休んだんだ!体調ぐらいちゃんと管理しろ!」と怒号されました。
その時に私の心のなかで、「あっもうここの職場無理だ、早いうちに辞めて次のところでまたやり直そう」と思いました。
ただ、私の場合は仕事を始めてまだ1ヶ月しか経っていなかったので、辞めると決めてからも「本当にやめていいのか」と迷っていました。
一度、上司に辞めたいと伝えましたが「無理だ」の一点張り。
私は元々気が弱い性格で、このままだと自分が縮こまってしまい、ずるずるいってしまうことがわかっていました。
そこで退職代行サービスがあることを知り、代行を使って問題なく辞めようと思いました
退職代行サービスで辞めることはできると知ったものの、正直、本当に退職できるのだろうか?
まずはLINEで相談してみました。テキストでのやりとりで私の状況や悩みを伝えます。
慣れているのかフォローをいれながら、代行サービスの内容を説明されました。
この時点でどうやら辞められるなんだなと少しほっとしました。
ただ、担当の方とやり取りをしつつも、あの職場のことを考えると心配で1回だけ電話をしました。
電話に出たのは、私を担当してくれる30代くらいの女性の方。改めて不安に思っていることを伝えました。
すると、
「入社して間もないため、Aさんにとって迷うことかもしれません。ただ、退職については心配しなくて大丈夫です。退職成功率100%で退職できなかった人はいません。」
とおっしゃいました。私はその言葉に本当に救われました。
入社1ヶ月目でいろいろなことがあり、いつも本当に辞められるのかと考えてばかりだったので、やっと肩の荷が降りた瞬間でした。
そこから退職を伝えてもらう日を決め、手続きなどを済ませ、そして退職を伝える日がやってきました。
当日、私は欠勤ですので内心罪悪感もありつつ、担当さんからの報告を待っていました。
朝の始業時間8時に連絡するとのことで、朝からドキドキソワソワしつつも8時12分に担当から連絡が来ました。
「〇〇社人事の○○さんに退職のご連絡をいたしました。後日、退職届がご自宅に届きますのでご確認ください。これ以上の出勤が難しいこと、連絡は書面で行うことを伝えました。
以上で基本的な作業は終了です。会社から連絡が来る等、書類が来ない、何か困ったことがあったらいつでもご連絡下さい。」
と10分少々で連絡が来てとてもスピーディーなことに内心驚きました。
そして、無事書類も届き、その後会社の人からの連絡が来たり、上司が家に来きたりすることなどもありませんでした。
想像以上にスムーズにやめることができたので、
もっと早く退職代行サービスを利用しておけば良かったと思っています。
現在は違う会社に転職しました。慣れないことも多く、少し業務は大変ですが、以前よりも職場の人間関係も良好で自分も少しずつ明るくなっていると感じています。
以上、実際に退職代行を利用して会社を退職をされたAさんの体験談をご紹介しました。
体験談からもわかるように、退職代行サービスとはシンプルに
「退職したいけど退職できない人」
の為のサービスです。
退職届が受理されなかったり
上司があまりにも怖すぎて自分から辞めたいと伝えられないなど。
理不尽に退職を引き留めれる職場において、
ひとりで上司や会社に立ち向かい、交渉することはそう簡単ではありません。
中には「賠償訴訟するぞ」など、さらに脅されて萎縮したまま働き続けるケースも耳にします。
また、Aさんのように転職して1ヶ月ということで言いづらいというケースもあるでしょう。
しかし、職場の異変や異常性に気づいた時に勤続年数は関係ないといえます。
思い詰めて体力や心の限界、SOSを感じた瞬間にこそ相談するべきです。
あなたに代わって会社に退職の意思表示、その後の手続きまで進めてくれます。
「もう仕事にはいきたくない」
「限界…」
と感じているあなたにとって、退職代行サービスは強い味方になってくれるでしょう。